無国籍通貨 gold currency standard 2009 2 1

 無国籍通貨である「金貨」は、
相変わらず、品薄状態でしょうか。
プラチナコインも同様でしょうか。

金貨 2008 9 27
 時事通信社のニュースによると、
アメリカでは、金融不安を背景として、
金貨の需要が急激に高まり、注文が殺到して在庫が底を突いたというのです。
 実は、私も金貨を所有するようになったのです。
日本政府は、巨額の財政赤字。
アメリカは、政府どころか、
折から深刻化しているサブプライム危機で、
民間部門も巨額の赤字を抱えていると言えるでしょう。
こうなると、紙幣に対して、漠然とした不安感を抱くのは当然でしょう。
 私は、最初は、金貨に対して、抵抗感があったのです。
何だか、太古の昔に戻るような感じがしていたのです。
(太古の昔は、金貨が貨幣だった)
 金貨を所有するようになったのは、ある本がきっかけです。
その本には、こう書いてありました。
「政府が絶えず浪費を続ける中では、
経済は繁栄できないことを証明した古代ローマ人は、
ある意味で、最初のケインジアンであった。
 通貨への信認が失われ、また通貨の質が実際に低下するのに伴って、
商品を生産することよりも、投機の方が魅力的になってしまった。
金は東方に流失し、ローマ帝国の衰退は決定的なものとなった」
 書名 「いまなぜ金復活なのか」 徳間書店
 フェルディナント・リップス著 大橋 貞信訳
 この本の序文に、次のような文章(引用文)を発見し、興味を引きました。
「金本位制という制度下でなければ、
インフレーションという名の略奪から、我々の資産を守ることはできない。
 我々の財産を守るには金が欠かせないのである。
このことをしっかり理解していれば、
政治家たちが金本位制に反感を抱いている理由が容易に理解できるだろう」
(1966年 アラン・グリーンスパン)
 たとえば、あなたが、お金を使いすぎてしまったとする。
財布の中には、ほとんど、お金が入っていない。
あなたは、途方に暮れるだろう。
 しかし、あなたが紙幣を印刷できるならば、
そういう悩みは、一瞬にして解決するだろう。
お金がなくなれば、紙幣を印刷すればよい。















































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